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2.反対咬合の鑑別診断


縦断的調査-1
手作業で発育傾向を調査

縦断的調査-2
手作業で発育傾向を調査


N群とR群間の距離計測

N群とR群間の角度分析-1

N群とR群間の角度分析-2

N群とR群間の角度分析-3


調査結果-2
5. 初診時・両装置撤去直後・咬合安定時期の3時点におけるセファログラムを用い、咬合安定時期の咬合状態が正常被蓋のものN群、反対被蓋のものをR群として、距離計測と角度計測を行なって、比較検討した。
その結果、SNA、SNB、ANB、AO-BO、A-B plane、ODI、APDI等のデータが正常範囲に近づく程、反対被蓋改善後の安定性が高くなる傾向にあるが、特にL-1の軸傾斜、AO-BO, ODI,Gonial angle, に関しては、鑑別診断の際に有用な指標と考えられた。
(N・R両群間比較のt検定結果 危険率:0.5%)