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2.小児歯科医療の理想と現状


21世紀の小児歯科医療は「8020運動」の具現化。

子ども達が一生自分の歯で食べられ、口腔の機能や形態を成育して、心身機能・身体構造が健康で活動でき、あらゆる場面に積極的に参加できるようにサポートするのが今の小児歯科医にかせられた任務と思います。
WHO 国際分類改訂版 (ICF) の生活機能・障害構造モデル参照

さらには、従来からの、疾病モデル型医療から脱却して、子ども達のより健康な歯と口を維持・増進するために、小児歯科医院をその地域の発達期の口腔保健センターと位置付けて、個別対応型の「定期健診」を軸としたヘルスプロモーションを展開します。
中村弘之 論文参照

様々な情報の国際化に対応し、トランスディシプリナリーなケアーとキュアーを、その地域の文化や歴史に根ざすように発展させるために、 21世紀の医療体系は成育医療
中田 稔、佐々木 洋 論文参照


「8020運動」の具現化はまさに口腔成育。

歯界展望 Vol 99 No.4 2002 10 佐々木 洋
参考資料:京都府歯科医師会会員の現状
京都府の医療機関数、レセプト取扱件数の推移

京都府歯科医師会 調査室

京都府の医療機関数、診療収入、消費者物価指数の推移

京都府歯科医師会 調査室

そのためには、地域・市町村レベルでの保健・検診活動や学校歯科等への今以上の積極的な活動参加が望まれます。さらに、21世紀型小児歯科医は歯・口と全身との関係に配慮し、そのことを一般の人たちに啓発する責任もあります。同時に、歯並びや噛み合わせなどの相談や咬合誘導についても、きちんとした診断や長期治療計画の立案と提示・説明を行いながら、これからの歯科医療の提供の仕方を子ども達の豊かな将来と生活を守るという観点から真剣に考えることは言うまでもありません。
歯科医院経営の具体的戦略の立案???
1:
経費削減をはかる(コスト、費用対効果の認識)
経費とは ヒト、モノ、カネ、情報、時間
2:
ターゲットをしぼる
我々自身に行うもの
患者に行うもの
3:
差別化の戦略
自医院のサービスや技術を差別化する。@診療時間?、A診療日?
自医院のイメージは?
1. 患者サービス 思う心
2. 得意分野の確立