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7:埋伏歯の処置



◆上顎犬歯の埋伏症例ー05











◆摘出判定基準
・歯の移動軸が90°以上の場合
・埋伏中切歯の唇舌的歯頚部中点を原点とし、平行移動させた萌出中切歯歯軸を座標軸とした直交座標で、切縁がA、根尖がDにある場合
・歯根彎曲度60°以上




◆開窓法の適応
・正常に近い萌出方向と歯の萌出が期待できる
・萌出余地の閉鎖がない
・同名歯の萌出時期
・歯根未完成歯である
・歯冠の切縁の近い隅角が正中に接していない(中切歯)




◆外科的矯正法の適応
Holland
・歯根未完成であること
・移動のための余地のあること
・歯の移動が90°以内であること
・移動した歯に外傷性咬合の生じないこと
深田
・根の彎曲が過度でないこと
・歯根形態の異常がないこと
・外科的侵襲が少ないこと
・埋伏歯の歯周組織が健全であること
・原因を除去できること