平成13年10月9日
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6:反対咬合(III級不正咬合)のアプローチ --2

3.下顎骨の後下方(時計回り)回転によるB点の後方移動(III級ゴム、チンキャップ)については、バーティカルコントロールの面からも注意が必要です。日常の臨床では特に開咬等を伴ったハイアングル症例が多くありますので、ハイプルチンキャップ装置等の対策を講じます。

 実際の症例は早期治療の問題点のCase1が実際にチンキャップ装置による治療例です。


4.
抜歯によるI級関係の確立(小臼歯・大臼歯抜歯)の症例です。





治療後の顔面・口腔内写真です。

 class III 症例の抜歯選択は、非抜歯(下顎第三大臼歯は抜歯)・34,44抜歯・15,25,34,44抜歯・17,27,38,48抜歯、等が考えられます。